「虫が入って来なくて洗濯物も干せて、さらに家族でくつろげる明るいガーデンルームが欲しかったんです。そのスペースを確保するには今あるウッドデッキを屋根ごと動かす必要があったので、プロにお願いしました（笑）。」
　念願のガーデンルームはLDKから段差なく行き来でき、床は長持ちするタイルで仕上げました。腰壁仕様で部屋のような落ち着き感がありながら、日除けを開ければ外の風景を楽しめます。もちろん虫が入ってこないように網戸は必須で、風が気持ちいい季節は居心地抜群です。約4.5帖の広さがあり「家族5人で入っても、全く窮屈じゃないですね！」とご主人。「ここで宿題や将棋やオセロをしたり、夜はハンモックに揺られながら星を眺めています」。子どもたちの成長と共に、ますます充実していくお庭が楽しみです。

　「家にいながらハーレーが眺められる空間ができたら最高だなと思って、妻に相談してみました」というご主人。ガレージを借りるより、庭をそのまま使ってみたら？という奥様のアドバイスのもと、バイク収納だけでなく大人2人がくつろげるようデザインしたガーデンルーム。バイクを乗り入れるため地盤に近い高さに調整し、前面は適度な目隠しを兼ねた「腰パネル仕様」に、スロープ側の側面は開口幅の広い折り戸にしました。広さは十分で、バイクを入れてもまだゆとりがあります。ショーケースのように見えて、周囲からも評判なのだとか。
　お２人は「左官さんが人柄、技術力ともに、安心してお任せできる方だったのが嬉しかったです。一つひとつの仕事がとても丁寧で。現場がキレイな職人さんは本当に尊敬できますね」と喜びの声を語ってくれました。

　「お庭に屋根が欲しいな…。どうせならお部屋のようなガーデンルームが欲しい！」そう思われたのは奥様です。「洗濯物が多いのでたくさん干せるように、とにかく大きいものが欲しかったんです」。お洗濯がメインとなり洗濯機も据え付ける予定でしたので、ガーデンシンクを併せてご提案し、水廻りも整備しました。滑りにくく汚れが落ちやすい性質のタイルを貼ったテラスは圧巻の広さを誇り、その先には乱形の自然石が続き、芝に美しく調和してお庭を鮮やかに彩っています。
　生まれ変わったこのお庭でバーベキューをするのが楽しみだというご夫婦。念願だったガーデンルームを前に、「テーブルや椅子を置いて、これからいろいろ活用していきたい」という奥様のお顔には、絶えず笑顔が溢れていました。

　ガーデンルームの取り換えは台風被害がきっかけでしたが、新しくしたことで、使い勝手の良さが際立ったそうです。「従来の洗濯干し場は床がウッドデッキでしたので、その隙間から湿気が入り込み、雨の日が不便でした。今回はタイル仕様。隙間風も解消され、洗濯物の乾きが格段に早くなりましたね。また腰壁になっているので、足元が外部から見えず、下着を干すのも気になりません」。広々とした空間を、片方が洗濯干し専用、もう片方は寛ぎスペースとして使い分けして活用できるのが何よりの魅力となりました。「家の間取りが広がったみたいでうれしいですね」とご主人も満足気。
　「頑丈なものに造り替えたので、これで次の台風時はひと安心！」とご夫婦そろって安堵の様子。安心感が増したと同時に、使いやすさがアップしたことも大変喜んでおられました。